進撃の巨人64話 「お前らは世界を救おうとした。そうなんだろ。」とはどういう意味?ヴィリーの目的は?

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進撃の巨人64話「宣戦布告」の矛盾点があると感じ疑問に思いました。アニメ勢であることに加えて理解力に乏しい自分だからきっと分からないのだと思います。

今回はその矛盾点をあげてわからないなりに頑張って考え、察していきたいと思います。

 

~矛盾点~

演説時、ヴィリー・タイバーは「これまで壁の王の平和を望む思想から不戦の契を交わし、争いは引き起こさてこなかった。しかし、エレン・イエーガーによって始祖の巨人は奪われその思想は淘汰されました。だからまた世界が脅かされる危険性があります。なので各国のみなさん、協力して、始祖の巨人を奪還しましょう」的なことを言っていました。しかし845年マーレは壁の王から始祖を奪還しようとしました。壁の王から奪わなければ、不戦の契りによって世界の平和は保たれますよね? エレンがライナーに「お前らは世界を救おうとした。そうなんだろ。」と言いました。

しかし私は今までは壁の王が始祖の巨人を持ってたから、世界の平和は保てたのではないかと感じ、ライナーたちが奪ってもただマーレが強くなって、他の国にその力を行使し、ますます戦争を悪化させるだけでは?別に世界を救おうとしてなくない?と思いました。

 

~自分なりの考察~

前提その1・・・ヴィリーとマーレは世界の平和など望んでいなく、マーレ国を強くすることしか考えていない。

 

845年の壁への進行はマーレ国を強くするための始祖奪還計画であった。そして失敗に終わり、数体の巨人も奪われたてしまった。今すぐにでも始祖がほしい!!でも今パラディ島に攻め入るとどうしても国力が弱まって、それを機に中東連合などの他国が侵攻してくるかもしれない。

そしてヴィリーはこう思った。そうだ!このように建前を言って世界を味方につければ、気兼ねなくパラディ島に攻めれる!

「みなさん今エレン・イエーガーに奪われて世界は危機にあるだからみんな協力してまずはそいつから奪いましょう!!」

これは世界を味方につける建前で、本音は世界を味方につけつつ、他の国をマーレ国に侵攻させず始祖を奪還する。それが目的の演説であった。

 

前提その2・・・ヴィリータイバーは世界の平和を望み、マーレ側はマーレを強くすることしか考えていない。

 

ヴィリーは今エレンに奪われて世界が脅かされてると感じ、世界を味方につけ始祖を奪還しようとしている。ヴィリーの「これがけじめだ」って言葉から伺えますよね。

マーレ側は結果的にメリットしかないからその話にのろう的な感覚なのかな。

でもその前提なら845年侵攻して始祖を壁の王から奪ってマーレに渡ったら他国にその力を行使して、ますます戦争になるのでは?なぜヴィリーは止めなかった?と感じます。

 

前提その1の方はヴィリーの「これはけじめだ」という発言から考えにくいし、前提その2の方はなんだか矛盾していて、なにが真実なのか結局わかりませんでした。

 

話は変わりますが、

エレンがライナーに「お前らは世界を救おうとした。そうなんだろ。」という発言は単に世界はエルディア人を恨んでおり、パラディ島の悪魔を滅ぼせばみんなが喜び、笑顔で世界が救われるからお前らは攻めてきたんだろ?的な意味が含まれているのでしょうか。でもそうしたところでマーレ側のエルディアは死なないんですよ。

そうでなくたとしてもライナーたちの目的は始祖の奪還であって別にエルディアの撲滅ではないのでは?だから「ライナーたち=世界を救おうとした」はよくわかりません。

もしかしてライナーの思う世界はマーレでマーレが強くなればマーレ=世界は救われるってことかなのでしょうか?そうとらえればなんとなく納得いきますw

 

進撃の巨人で難しいですよね。めちゃくちゃ考えさせられます。それが好きなんですけどね。わかる方はネタバレを絶対しないでコメント欄に書いてください

 

・・・・・追記・・・・・

 

 再度64話を見直したらなんとなく分かった気がします。自分なりに解説していきたいと思います。

前提その1 世界の人たちは壁の王が不戦の契を交わしていることを知らない

ヴィリーが演説で真実を語ったとき「パラディー島脅威論とはなんだったんだ?」という言葉から伺える。

だから世界の人は壁の王の力によって超大型巨人が攻めてきてもおかしくないと思っていた。

そして845年、壁の王から始祖を奪還しようとした。

このことがエレンの言う「お前らは世界を救おうとした。そうなんだろ。」に繋がるのでしょう。

でも、始祖を奪還したところで、マーレはその力を行使して他国と戦争を続けるのだから平和にはならなくない?と思うが、、、

 

まだまだ謎だらけの進撃の巨人。これからが楽しみです。